スプリングマットレスを乗せて使うことを前提に考えれば、床板がスノコであってもなくても、どちらでも問題はありません。
理由としては色々ありますが、弊社で最も高額なサータのベッドフレーム 「ニューヨーク552」が定価で65万円ほど、
この床板はスノコではなく 通常の床板です。その反面ノスレという12900円の中国製のフレームはスノコの床板です。
もしスノコでなければ通気性に問題が生じるのであれば、12900円がそうで 65万円がそうではない、という事は考えられませんよね。
もちろんサータの5~65万円のほぼすべてのフレームは、基本的にニューヨーク552のもの同じ床板を使用しています。
スプリングマットレスはバネが加重により伸縮することで、いわば「ふいご」の作用で中の空気は頻繁に喚起されます。
余談ですがマットレス側面の通気孔の有無や大きさ、数を心配される方も 多いですが、通気孔などなくとも無数ある生地の穴からいくらでも通気するため、基本的に必要ありません。
そういった意味で、ノンコイルのマットレスの場合はふいごの原理が働きにくく、スノコやウッドスプリングの方がよいかもしれません。
またアンチポケットコイル(以下PCと略)メーカーが、その接客話法として、「PCはスノコの隙間に入りこんで傷み、耐久性が下がる」 などというデマを流していますが、完全に自社のマットレス(PC以外の) を有利に導くための出まかせ話法であり、
弊社は過去において、スノコのフレームと径の小さい(日本ベッドなど) PCとをセットして何万台と販売しておりますが、一度もそういった面でのクレームや問題が発生したことはありません。
結論として、自由にベッドフレームはご予算、デザイン、収納の有無等で 選んでいただいて何の問題もないという事です。