羽毛布団の購入は慌てずに、しかし急いで!!

新井家具ベッド館　新井です

 

だいぶん暖かくなってきたのでピンと来ないかもしれませんが
羽毛布団をお買い替え　or　新規購入を検討中のお客様

「今から暑くなる一方だから、冬が近づいてから考えればいいや」　と、呑気に構えている場合ではないですよ
恐らく今後起こるであろうことを布団メーカーの営業から聞きました

①　低価格帯(2万前後から3万前後くらいの) 羽毛布団の消滅
今後製造する羽毛布団、一番安い価格帯のダックダウン(チャイナ) の原毛の価格がキロ当たり　1万円ほど
シングルで1.3キロほど使います、生地代、縫製代、人件費、流通コストにメーカーや小売店の利益を
考えると、今19800円くらいの羽毛布団が一体いくらになるのか、考えただけでも恐ろしいです

②　メーカーがなんとか販売価格を抑えようとするので、ダウン比率の低い
例えばダウン51% の羽毛布団であるとか、混ぜ物をした羽毛布団であるとか
苦肉の策で布団の側面部、つまり人が触れにくい部分約10cmくらいのに羽毛以外のポリ綿などを
使用するなど、「なんちゃって羽毛布団」が出回る可能性がある(というより予定しているメーカーもある)

③　布団を扱う小売店で温度差があり
「どうせ世間全体で値上がりするのだから、じっと嵐が過ぎるのを待ち市場全体が値上げしたら
何食わぬ顔で仕入れて(高い値段で) 、販売すればよい」
と考えるところと、「値上がり前に可能な限り買いこんでおいて、値上がり後に他店より有利に販売を
進めよう」と考えるお店
つまり小売店によっての価格差が今以上に広がる

当店は考えとしては後者で、かなりの枚数を買いこみましたが
布団の半端ない値上がりの噂を知る方が多いためか、この時期としては例年の二倍以上の売れ行きです

例年この時期(もう少し後) に来シーズン用に仕入れる羽毛原毛価格が決定します
しかし今回は価格が決まらない　　原毛が入ってくるかどうかも分からない状態で

需要に対して供給が遥かに不足すれば、価格の暴騰は避けられません
羽毛布団を検討中のお客様、慌てて安くない布団を買わされるのだけは避けていただきたいですが
(値上がりに乗じて便乗商法もあるみたいです)

慌てず急いで来冬用の羽毛布団はお早めに!!

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